2013年6月18日火曜日

納期と品質

《朝日カルチャーの翻訳クラスでは各期ごとに自主提出課題を出している。義務づけてはいないが、訳文を提出する生徒は毎回20人から30人ぐらい。提出者にはこちらの訳例を返送するが、締め切りに1分でも遅れた人には返送しない。どれほど競争のきびしい業界なのかを知ってもらうためだ。 https://twitter.com/t_echizen/status/346835472548511745 》

《締め切りに遅れないにしても、毎回ぎりぎりに提出する生徒は多い。ルール違反じゃないけど、自分はそういう人を評価しない。翻訳なんて誰がやっても同じと思ってるやつが世間には多いんだから、それではその他大勢のまま。アピールしたかったら、締め切りは守るものじゃなくて攻めるものだと思うべき。 https://twitter.com/t_echizen/status/346835690723614720 》

《以前、3か月でたった7ページの翻訳課題なのに、締め切り日に電話をかけてきて、「親族に不幸があったので終わらない」と謝った女性がいた。電話では「気にしないでいい」と答えたが、その後その人には仕事の手伝いをいっさい頼まなかった。きびしいかもしれないけど、それは自業自得。 https://twitter.com/t_echizen/status/346835904108830720 》

《いつもぎりぎりに課題を提出するのは、急に不測の事態が起こったときに対応できないと宣言しているのも同然。知り合いの老起業家で、待ち合わせのときは(相手がどんな若造であれ)つねに事故や渋滞を見越して30分前に着くように出発する人がいるが、その人が成功した理由がわかる気がする。 https://twitter.com/t_echizen/status/346836046559969280 》

越前先生のツイートが含蓄が深かったので、コピペ。

でも、この「締切前に」を重要視しすぎて、超使えないクオリティで納品されるケースにも遭遇したことがあります。その場合、編集サイドで書き直したりするので、少し遅くなってもいいので品質あげたのを入れて欲しいと思うのが、エージェントなりクライアントなりの本心だと思う。

ただ、締切ギリギリで超使えないクオリティで納品されると、どうしようもないので、やっぱり締切前にあるとありがたいのも本心ですw

発注する側からすると、締切前に高品質がベスト。次に締切日に高品質ってのがありがたいです。ナオシが多いのは、締切前だろうと後だろうと、工数が増えるので、リピートオーダーはないです。

とはいえ、ナオシが多くても締切前に入れてもらえるのがわかっている場合は、ナオシ前提で安価で発注することはありえます。

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